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スマートフォン対応
スマートフォンの普及率が5割に達し、インターネットがより身近な時代となりました。 今まで「インターネットで検索する」という習慣の無かった人がスマートフォンを購入したことで、ネットユーザーとなりネット市場は急成長しています。 スマートフォンへの対応をいち早く取り入れることが、新たなビジネスチャンスを逃さない方法の一つと言えるでしょう。
- 画面の大きさ（一般的にPCの1/4）の違いから、閲覧しにくい！
- 回線速度の違いから、表示するのに時間がかかる！
- "指での操作（タップ）"と"マウス操作"の違い！
- Flashを利用したコンテンツの表示ができない！
具体的なスマートフォン対応について説明します
拡大の一途を辿っているスマートフォン市場、数年後にはスマートフォンからのアクセスが、パソコンを上回るという見方もあり、今までのPC向けのホームページに対して、スマートフォンへどのように対応するか求められています。
従来の携帯（ガラケー）と呼ばれるデバイスから、スマートフォンにユーザーがシフトした事で、スマートフォン（モバイル端末）ユーザーも、PC向けのホームページが閲覧可能になりました。閲覧可能になったと同時に、「閲覧できるが、充分でない」といった声があります。
スマートフォンで、PC用に作られたホームページをみると、「画面の大きさの違い」から文字が小さく表示されそのままでは読む事ができません。 画面をタップすることで、拡大し読む事は可能ですが、「ボタンやリンクが押しにい」「ページ遷移した際に全体を把握しにくい」などのデメリットから 途中で離脱してしまうユーザーが多いと言われております。 スマートフォンサイトでは、”構成をシンプルにしてユーザーが目的のページにスムーズに移行できるようにする”必要があります。 全てをスマートフォン用に落とし込むのではなく、必要最小限の情報にすることで、スマートフォンの画面に見やすい状態で収める事が求められます。
パソコンによるネット接続は「光回線」を使ったネット接続が主流となっておりますが、スマートフォンからのネット接続は、「3G回線」という携帯端末向けの回線でネット接続します。この3G回線を使ったネット接続は、回線速度が遅くホームページの表示を著しく遅くします。 原因となっているのは、ホームページに多用されている画像です。スマホサイトでは、画像を出来るだけ使わないデザインに変更し、今まで画像で表現していたところを、CSSのみで表現する事で3G回線でもスムーズに表示する事が可能となります。
※PCサイトはHTML4・CSS2により構築されているサイトが殆どですが、スマートフォンではHTML5・CSS3という新しい言語により構築可能なので、以前は画像で補わなくてはならなかったデザインがCSSのみで実装可能になっております。
PCではマウス操作が基本ですが、スマートフォン・タブレット端末は、指でのタッチ操作が基本です。 この基本操作の違いから、スマートフォンでは、マウスを乗せた時に色を変えることによってリンクをわかりやすくすることができません。 よって、リンクやボタンを、指での操作を想定したデザイン・設計にしユーザーにわかりやすく表示する事が重要となります。
数年前まで広く使われていたFlashによる動的コンテンツですが、現在は主流ではありません。 Flashによる動的コンテンツは、多くのスマートフォン・タブレット端末で、閲覧できない状況になっています。 しかしこの問題も、現在主流の jQuery Mobile などを使用しスマートフォン対応することで、解決する事が可能です。 スマートフォンの普及がこれだけ増えているので、Flashによるコンテンツを配置しているホームページをお持ちのお客様には、 是非とも対応して頂きたい点でもあります。
ご注意頂きたい事（動作検証・機種ごとの表示について）
制作する際、iPhoneで実機検証をさせて頂きますが、毎月のように様々な機種が発売され、画面サイズ・導入されているシステムなどの仕様は様々ですので「すべてのスマートフォンで必ず同じ表示が出来る訳ではない」という事をお客様にはご理解頂きたいと思います。
